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厳冬期の野菜栽培、その後~そういえば野菜作ってるって言ってたけどどうなったの?~
こんにちは、地域おこし協力隊の山口です。2024年に入ってからこれが3回目の記事更新。前回の記事へのリンクを貼っておきますので、
ご興味のある方はのぞいてみてください。
今回はいちごのお話はちょっと置いておいて
冬季の野菜栽培についてお話しようと思います。
実はこの夏プロでは夏の間にいちご栽培を行い、
冬の間にハウス内にて無加温で野菜栽培にも着手してきました。
これまでの野菜栽培振り返り
夏いちごの栽培が猿払村で始まって以来、
冬の間の仕事の1つとして1棟のハウスを葉物野菜栽培に切り替えて
運営を行っています。
・ほうれん草
・チンゲン菜
・パクチー
・レタス
・小松菜
・ケール、、、etc
上記の野菜を2022年から引き続き栽培し、
2023年からは新たにきわもの野菜を加えました。
ビーツ・・・てんさい糖の原料となるテンサイ(甜菜)の仲間。カブのような見た目と触感で、食べるとほんのりと甘みがある
フェンネル・・・セリ科の多年草のハーブで、地中海が原産地
チーマディラーパ・・・イタリアで食べられている菜花の一種。Cima di rapaは「かぶの先端」という意味。苦味が少なく独特の香りのある味わい
エルバステラ・・・寒さに非常に強く、多湿にも強い野菜。ベビーリーフに似た美しい姿を利用してスイーツや肉料理の飾りにもお勧めの野菜
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野菜たちの行方と可能性
これらの野菜は学校給食に提供したり、地元のスーパーに出荷しました。
ここ宗谷地方で冬に新鮮な葉物が手に入るのはとても貴重なので大変喜ばれます。
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しかし、ケールやビーツなどのきわもの野菜というと、
なかなか一般家庭の食卓では消費しずらい食材ですよね、、、。
そこで2023年にはこれらきわもの野菜の調理方法として、
地域おこしやいちご栽培で関わったパートさんたちで総菜パンを考案!
できあがったものは村内スイーツ教室にいらっしゃった方に
クリスマスプレゼントとして配布しました。
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さるふつ村における厳冬期の野菜栽培について
色々と使い道のありそうなこの野菜たちなのですが、
実は厳冬期の野菜栽培を行うにあたり
土耕の準備やハウス内の入れ替え作業は結構重労働で手間暇がかかります。
これらの作業をいちご栽培の傍らにやるのは至難の業・・・。
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ということで以上のことを考慮しつつ、2024年の冬では
そこにうまく対応できるようなシステムづくりと
それに合わせた栽培品目の選定をしたうえで
最北の村における野菜栽培の意義を考えて活動したいところです。
次回は4月20日(土)18:00~更新予定!
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次回は4月20日(土)18:00~更新予定。
野菜栽培もほどほどに、ついに夏プロにとって大事な日がやってきました。
「2024年のいちご栽培苗が到着しました!~定植の様子~」をお送りします。お楽しみに!!