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写真がアカ抜ける黄金法則!広報の仕事で使える一眼カメラ講座

こんにちは、猿払村のカメラマンさつきです。
noteでは、広報の仕事で使える一眼カメラのコツをお届けします。

センスいいねと言われるためのコツは、構図を覚えること。構図で写真が決まるとも言われるほど大事です。
 
人間が見て心地よいと感じるバランスの法則にあてはめるだけで、だれでも効果的な構図をつくりあげることができます。
 
そこで、まずは覚えておきたい基本の構図7つを紹介します!

覚えておくと便利な7つの構図

<その1>三分割構図

まず覚えておきたい基本の構図です。
この4点のどこかに主役をおくとバランスがよくなります。
迷ったときの構図はコレです。

F6.3・1/500秒・ISO1000

点を使う場合だけでなく、線を使うこともできます。
例えば地平線の割合を、この三分割の線にそってあげると、一気にバランスがよくなります。

F5.6・1/160秒・ISO100

<その2>対角線構図

三分割構図の次に使いやすい構図です。
ななめに線が入ることで奥行き感や躍動感がでます。
風景やテーブルフォトなどさまざまシーンで使えます。
料理や小物を撮るときは、対角線上におくと、奥行きが出てバランスがよくなります。

F2.8・1/250秒・ISO640

<その3>日の丸構図

あえて真ん中でストレートに伝える構図です。
インスタとの相性も抜群ですが、中途半端に使うと、バランスが崩れた面白くない写真になってしまいます。
存在感のある主役に加え、背景がシンプルなシーンで使うとよいです。

F4.0・1/1250秒・ISO100

<その4>二分割構図

シンプルに真ん中で二等分する構図で、安心感がでます。
横分割では、地平線や水平線を被写体にしたものによく使われますが、簡単な構図ほどむずかしく、コツとしては、二分割をした時に両方が負けない、お互いに引き立てる被写体を選ぶとよいです。

F7.1・1/5秒・ISO100(NDフィルター使用)

<その5>額縁構図

額のように囲むことで、視線を誘導する効果や、絵画のような時が止まった印象を与えてくれます。
コツとしては、遠くを主役にして、近くを額縁に利用します。
ピントは主役に合わせ、手前の額縁はボケたり暗くなっても大丈夫です。

F8.0・1/250秒・ISO160

<その6>シンメトリー構図

1枚の中心で、上下または左右対称に被写体をとらえる構図です。
とくに建物など人工物との相性は抜群で、かちっとした印象を与えてくれます。

F11・1/125秒・ISO125

<その7>三角形構図

被写体のつくる線が、ちょうど三角形を描くような構図です。
下方向に広がりがあることで、どっしりとした安定感や安心感を与えてくれます。

F7.1・1/125秒・ISO200

逆に、上方向に広がる逆三角形構図にすると、開放感を広げたり、不安定な印象を与えることができます。

F2.8・1/200秒・ISO100

まとめ

以上、知っているだけでセンスいいねと言われる基本の構図7つを紹介しました。
 
写真とは、見る人に何かを伝えるもので、主役が一目でわかるかどうかが大切です。
 
構図を知っているだけで、主役を引き立てるための手助けとなりますが、その反面、いつも同じような写真になってしまう危険も兼ね備えています。
 
シーンに応じて使い分けたり、いろいろな構図を組み合わせたり、ときには原則を忘れて、撮りたいものをどんどん撮影してみてください。
 
とにかくたくさん撮ることが、写真が上達する一番の近道です。

おすすめの本

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「カメラはじめます! (サンクチュアリ出版)」
 
この本は、マンガでわかりやすいデジタル一眼カメラの教科書で、ここで紹介したコツも、この本を参考にまとめたものです。
 
もっと詳しく学びたい方は、ぜひ手に取ってみてくださいね。
 
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それでは。

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