写真がアカ抜ける黄金法則!広報の仕事で使える一眼カメラ講座
こんにちは、猿払村のカメラマンさつきです。
noteでは、広報の仕事で使える一眼カメラのコツをお届けします。
センスいいねと言われるためのコツは、構図を覚えること。構図で写真が決まるとも言われるほど大事です。
人間が見て心地よいと感じるバランスの法則にあてはめるだけで、だれでも効果的な構図をつくりあげることができます。
そこで、まずは覚えておきたい基本の構図7つを紹介します!
覚えておくと便利な7つの構図
<その1>三分割構図
まず覚えておきたい基本の構図です。
この4点のどこかに主役をおくとバランスがよくなります。
迷ったときの構図はコレです。
点を使う場合だけでなく、線を使うこともできます。
例えば地平線の割合を、この三分割の線にそってあげると、一気にバランスがよくなります。
<その2>対角線構図
三分割構図の次に使いやすい構図です。
ななめに線が入ることで奥行き感や躍動感がでます。
風景やテーブルフォトなどさまざまシーンで使えます。
料理や小物を撮るときは、対角線上におくと、奥行きが出てバランスがよくなります。
<その3>日の丸構図
あえて真ん中でストレートに伝える構図です。
インスタとの相性も抜群ですが、中途半端に使うと、バランスが崩れた面白くない写真になってしまいます。
存在感のある主役に加え、背景がシンプルなシーンで使うとよいです。
<その4>二分割構図
シンプルに真ん中で二等分する構図で、安心感がでます。
横分割では、地平線や水平線を被写体にしたものによく使われますが、簡単な構図ほどむずかしく、コツとしては、二分割をした時に両方が負けない、お互いに引き立てる被写体を選ぶとよいです。
<その5>額縁構図
額のように囲むことで、視線を誘導する効果や、絵画のような時が止まった印象を与えてくれます。
コツとしては、遠くを主役にして、近くを額縁に利用します。
ピントは主役に合わせ、手前の額縁はボケたり暗くなっても大丈夫です。
<その6>シンメトリー構図
1枚の中心で、上下または左右対称に被写体をとらえる構図です。
とくに建物など人工物との相性は抜群で、かちっとした印象を与えてくれます。
<その7>三角形構図
被写体のつくる線が、ちょうど三角形を描くような構図です。
下方向に広がりがあることで、どっしりとした安定感や安心感を与えてくれます。
逆に、上方向に広がる逆三角形構図にすると、開放感を広げたり、不安定な印象を与えることができます。
まとめ
以上、知っているだけでセンスいいねと言われる基本の構図7つを紹介しました。
写真とは、見る人に何かを伝えるもので、主役が一目でわかるかどうかが大切です。
構図を知っているだけで、主役を引き立てるための手助けとなりますが、その反面、いつも同じような写真になってしまう危険も兼ね備えています。
シーンに応じて使い分けたり、いろいろな構図を組み合わせたり、ときには原則を忘れて、撮りたいものをどんどん撮影してみてください。
とにかくたくさん撮ることが、写真が上達する一番の近道です。
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それでは。