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さるふつの冬を楽しむ ~クロスカントリーに挑戦~

皆さんこんにちは!企画政策課のるいです。

前回の投稿では、「自分に打ち勝て!脂肪を燃やす最強トレーニングを紹介」と題し、脂肪燃焼に効果抜群の「HIITトレーニング」を紹介しました。

皆さん取り組んでいただけたでしょうか?とてもきついトレーニングですが、継続することで大きな効果を発揮するので、今後も継続してください!

また、まだ取り組んでいないよという方は、下記リンクから前回の投稿を見てぜひ取り組んでみてほしいなと思います。

👇前回の投稿👇



現在、北京オリンピックが開催され、世界中でウィンタースポーツが注目を浴びています。

個人的にアイスホッケーやスピードスケート等の競技は普段あまり見ることがなく、今回のオリンピックを見て面白い競技だなと興味を持つきっかけにもなりました。今後も日本人選手が活躍してくれるといいなと思っています。

そんな注目を浴びているのウィンタースポーツですが、猿払村の小学校でも授業の一環として積極的に取り組んでいるという噂を聞きました。

そこで今回は、猿払村立浅茅野小学校に潜入し、子どもたちと一緒に「クロスカントリー」を体験してきましたのでその様子をお届けします。

1.アルペンスキーとの違い

アルペンスキーは斜面を滑走するスキー、クロスカントリーは雪原を歩くようなイメージです。

クロスカントリーは、ヒールフリースキーとも呼ばれ、アルペンスキーと異なりかかとが固定されていないのが特徴です。

また、スキー板が細く、エッジがないのも特徴で、うまく乗るためにはコツが必要です。


2.取組みの歴史

浅茅野小学校に到着すると、校長先生が温かく出迎えてくださいました。

そこで、「クロスカントリー」の取組みについて聞いてみると、浅茅野小学校では、平成26年度より地域の特色を生かした取組みとして行ってきたそうです。

また、コースの整備には、地域の方々の協力をいただいているそうで、毎年秋ごろになるとコースの草刈り等を行いルートを造設。雪が積もれば、先生たちがスノーモービルで圧雪作業を行うんだそうです。

子どもたちもとても楽しんでくれていて、地元の魅力を知るいいきっかけにもなっていると話してくれました。

そして、私が初めてクロスカントリーに挑戦することを話すと「それじゃあまずは低学年の子どもたちと一緒にグラウンドを歩くところからですね」と笑顔で話してくれました。


3.準備開始

そうこうしていると、子どもたちの元気な声が廊下から聞こえてきました。

様子を見に行くと、スキーウェアに手袋、ニット帽をかぶって防寒ばっちりの子どもたちの姿が。

子どもたちは1人1人に割り当てられたブーツとスキー板を持ってグラウンドへと向かっていきました。

自分のブーツと板を確認する子どもたち

高学年はテキパキとブーツを履いて、慣れた手つきでスキー板を装着していました。

しかし、低学年は普通のスキー板と着け方が異なるクロスカントリー用板の装着に苦戦しているようでした。それに気づいた高学年のお兄さんお姉さんがすぐに駆け寄り、着け方を教えている姿がとても印象的でした。

私もスキー板を着けようと試みましたが、初めてということもあり、全く着け方がわかりませんでした。

クロスカントリー経験のあるカメラマンに手伝ってもらいましたが、それでもうまく着かず、小学校の先生に助けていただき何とか準備を終えることができました。

4.いよいよ出発!

全員が準備を終えたところで、いよいよ出発です。

はじめは、いくつかのグループに分かれて、グループごとにグラウンドを1周し、体を慣らしていきます。

私は、最後のグループについてスタートしました。

慣らしとは言っていましたが、子どもたちはスイスイと雪の上を進んでいきます。

私も、見よう見まねで子どもたちのように滑ってみましたが、全くうまくいかず、すぐにバランスを崩して転んでしまいました。

それを見かねた子どもたちが、「逆八の字にするとバランスが崩れにくいよ」「体重は前にかけるんだよ」と優しくアドバイスをしてくれました。

そのアドバイス通りに滑ってみると、ぎこちないながらも、子どもたちのように、しっかりスキー板に乗って滑ることができました。

そして、子どもたちに大きく後れを取りながらも、必死に進み何とか1周することができました。

アドバイス通りに必死に前へ進む

そして、いよいよ本格的にコースへと入っていきます。

グラウンドの平坦な道とは異なり、デコボコとした道になっているのでバランスを保つのが難しく何度も転んでしまいました。

途中でちょっとした下り坂があり、スーッと滑り落ちるときの風を切る感覚がとても気持ちよかったです。

周りを高い木々に囲まれ、その間を滑っていく感覚は、普段では感じることができない感覚で、猿払村の大自然を直に感じられるコースとなっていました。

その後は子どもたちのグループから離れ、校長先生と一緒に今年増設された新コースへと向かいました。

まだ誰も滑ったことのない、ふかふかの雪の上を進んでいきます。なんの跡も付いていない雪の上は板が何にも引っかからないので、とても滑りやすいように感じました。

また、最後の直線がとても気持ちよく、下り坂を滑って勢いをつけて進んでいきます。何とか転ばずにゴールまでたどり着きたかったのですが、途中で2回も転んでしまいました。

終了後には、私もカメラマンもクタクタ。特にカメラマンはずっと雪の中を走り回っていたので、相当疲れたのではないでしょうか。


5.まとめ

人生初のクロスカントリーで子どもたちのようにうまく滑ることはできませんでしたが、とても楽しい体験ができました。猿払村の大自然を直に感じることのできる体験で、この取り組みを通じて子どもたちが地元の良さを知り、地元に愛着を持つきっかけになればいいなと感じました。また、この素晴らしい取り組みが今後も続いていけばいいなと心から思いました!

ご協力していただいた浅茅野小学校の皆さん本当にありがとうございました!


【お知らせ】


浅茅野小学校では、クロスカントリーのコースを一般開放します。体験を希望される方は、事前に学校へお問い合わせください。

また、今年新たに増設された新コース整備の様子について、地域おこし協力隊「かすがい夫婦」が丸1日密着!そちらの様子もぜひご覧ください。



●一般開放日 

2月11日(金) 10:00~12:00

●お問い合わせ先 

浅茅野小学校 ☎ 01635-5-7312