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猿払村のおてつたびに参加する”おてつびと”に聞いてみた! Part.5

みなさんこんにちは
産業課の"しょうた"です。
本日のnoteでは、前回に引き続き「おてつびとに聞いてみたシリーズ」Part.5をお届けしていきたいと思います!

前回の記事は、こちらのマガジンからご覧ください🤲


ご自身のプロフィールを教えてください


石本さん:早稲田大学政治経済学部4年の石本みなみです。出身地は東京ですが、福岡や上海に住んでいた経験もあります。趣味はバドミントン・V Rです。学生最後の年なので、たくさん旅行に行きたいです!

松田さん:松田梨沙です。早稲田大学に通っています。趣味は旅行、ドライブなど。今力を入れていることは…ざっくりですが、学生のうちに出来ない経験を沢山する!です。

写真左から石本さん、松田さん


猿払村へのおてつたびを決めた理由をお聞かせください


石本さん:松田さんから誘いを受け、学生最後の夏休みに何か特別な経験をしたいと思い、参加を決めました。また、中でも猿払村を選んだ理由は、4年前に北海道を訪れた際に美しい風景に心を打たれ、絶対にまた訪れたいと感じていたからです。また、最北端の村というワードにも惹かれました。

松田さん:猿払村に決めた理由は3点ほどあります。
1.評価が非常に良かった
はじめてのおてつたび先として、評価が全て5で、内容もとても良かったのは安心でした。コメント欄からは、人が温かくフレンドリーに迎え入れて頂けそうだと感じていました。

2.観光では行かないローカルな地域に興味があった
北海道に行ったことはありましたが、回ったのは札幌と小樽。学生時代にしか行けないようなローカルな村も深く知りたい!と思いました。その中でも猿払村は、「日本最北端の村」というキャッチーな特徴にも惹かれました!

3.イチゴが好きだった
様々な農家さんのおてつたびがある中で、私はフルーツやイチゴがとても好きなので選びました。お手伝いをして、あわよくば少しイチゴを頂けたりするのかな?という期待を抱き申し込みました。結果、大変光栄なことに、毎日美味しいイチゴを頂けて感動しました!!


初めて村に来てみた印象などをお聞かせください


石本さん:猿払村の印象を一言で表すと、「村全体があたたかい!」です。ハウスや役場の皆さんはアットホームな雰囲気であたたかく迎えてくださり、毎日お話しするのがとても楽しかったです。特に、職場でラベンダーや牛乳、ミントなど様々なものを持ち寄る文化がとても素敵だと感じ、感銘を受けました。また、レストランやお風呂の職員さんなども気さくにお話をしていただきました。東京よりも人との繋がりが感じられ、心が温まりました!

猿払村での生活では、非日常的な体験をすることができました。日本最北端の村は、想像以上に気温が低かったです。8月のある日、全国各地で40℃近くが観測される中、猿払村の気温は16℃。長袖2枚を着てもまだまだ寒かったです。暖かい日でも25℃弱で大変過ごしやすく、心地よい避暑地でした。また、美しい自然と毎日触れ合うことができ、心が洗われました。特に、道の駅から何気なく散歩をして見つけた「いさりの碑」から見たオホーツク海が絶景でした。

いさりの碑から望むオホーツク海

松田さん:人が本当に温かいです!滞在中何度かトラブルなどご迷惑をおかけしたこともありましたが、毎度皆様のお優しい対応に感激していました。

また都会や東京に比べて、猿払村での時間の流れはゆっくりとしているように感じられ、毎日大変リラックスして過ごすことができました。都会の喧騒の中過ごす生活とは反対の、このようなゆとりのある豊かな暮らしがここにあると知れたことだけでも、大きな財産です!この生活スタイルは、猿払村の人々の優しさや心の余裕とも直接繋がっているんだろうなと思います。

来年から就職して忙しくなりそうですが、疲れたら余暇に遊びに来てリフレッシュしたり、将来そんな素敵な暮らしができる場所に移住したいです!


イチゴ栽培事業への印象をお聞かせください


石本さん:農業と関わった経験がなかった自分にとって、全てが新鮮でした。摘花や収穫の基準など、実際に行いながら知識をつけることができました。また、温度管理や水やりは機械化しているのに対し、収穫は一つ一つ色や大きさを見極めながら人の手で行っていて、デジタルとアナログが良い具合に融合しているという印象を受けました。白いイチゴを初めて食べた時はとてもテンションが上がりました。白いと酸っぱいのかなと思いきや、甘くてみずみずしく、とても美味しかったです!10日間イチゴをほぼ食べ放題のような状態で食べさせていただき、猿払イチゴの大ファンになりました。今後猿払村のイチゴの魅力がさらに広まり、猿払村の農業分野を引っ張っていく存在になることを期待しています。また、イチゴを通して猿払村をより多くの人に知ってもらいたいなと感じます。

また、イチゴ栽培の経験を通し、一気に視野が広がった感覚があります。皆さんが生き生きと働かれている姿がとても印象的で、働き方や生き方は自分が思っている以上に選択肢があるということに気づかされました。

イチゴを一つ一つ見極めながら収穫

松田さん:街の新たな産業を興そうと、新たに実証実験を始め多くの投資をする行政は、とても挑戦的で魅力を感じました。

また、今までスーパーで買って食べたことしかなかったイチゴの生産過程を初めて知ることが出来て、美味しいイチゴを食べるまでの苦労やそのありがたみを知ることが出来ました。社会に出る前に、このような貴重な経験ができて良かったです!

イチゴのパッケージング作業


猿払村は、今後もおてつたびに参加された方々と継続した繋がりを作っていきたいと思っています!そこで、村にしてほしいことやみなさんがやってみたいことなど、率直な意見があれば、ぜひお聞かせください!


石本さん:おてつたびを終えて1ヶ月が経ちましたが、おてつたびで出会った方々は今どうしてるのかな、と思うことが度々あります。そのため、皆さんの近況報告が聞けると嬉しいです。また、イチゴ栽培事業も実証実験の段階にあるとのことだったので、自分たちが参加した時と変わったことがあればぜひ知りたいと思っています。

松田さん:
①ご飯会
村長が東京でのご飯会に招待すると仰って下さり、大変光栄でした!
②東京でのマルシェ出店
猿払村おてつたびに行ったOBメンバー(主に首都圏在住?)が手伝い、都内開催の休日マルシェなどにて販売をする

最後に、ずっと参加したかった初めてのおてつたびが、猿払村で本当に良かったです。初っ端から最高の滞在先で、これ以降猿払村を超えることは無いのではないか?とも感じてしまう程です!
皆様のアットホームな雰囲気や、おもてなしをしてくださる温かい心に毎日大変癒されていました。滞在先に迷っている方にはぜひ猿払村のおてつたびをおすすめしたいです!
今後も様々な知らないことを習得したり、人と繋がることのできるおてつたびに参加していきたいと思います!
本当にありがとうございました!!


今回は、7月26日〜8月4日までの10日間で、猿払村へのおてつたびに参加された「石本さん、松田さん」のお二人にお話を聞いてみました!

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、また次の投稿でお会いしましょう。