\めざせ100歳!/筋力アップで健康な人生を
皆さんこんにちは!企画政策課のるいです。
前回は、「さるふつの冬を楽しむ〜クロスカントリーに挑戦〜」と題して、村内小学校で行われているクロスカントリーの取り組みに潜入しました。皆さん見ていただけたでしょうか?
こちらの記事では、クロスカントリーの取り組みの歴史や実際に体験した様子が綴られていますので、ぜひご覧ください!
👇前回の投稿👇
現在、感染症が世界中に広がり、誰がいつ感染してしまうかわからない状況の中、誰しもが自分の「健康」に不安を抱えていることと思います。
自分がいつまで元気でいられるのか、介護が必要となったときに周りの人に迷惑をかけてしまうのではないかと悩む方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、少しでも長く元気に過ごすことのできる様、健康寿命を延ばすための高齢者向けのトレーニングを紹介します。ぜひ、ご覧ください!
1.健康とは
皆さんは「健康」という言葉を聞いてどんな状態のことを想像しますか?多くの人は、「病気でない状態」と考えるのではないでしょうか。
1947年に採択された、WHO憲章では「健康とは、病気でないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも精神的にも、そして社会的にも、全てが満たされた状態」と定義されています。
病気でなくても、精神的に追い込まれている状態や肉体的に疲れている状態は健康とは呼べないということになります。
このような状態から回復する1つの手段として、運動が必要なのではないかと私は考えています。
2.健康寿命と平均寿命の違い
最近よく「健康寿命」という言葉をよく耳にしますね。平均寿命と何が違うのかわからない方もいらっしゃると思います。
健康寿命とは、健康上のトラブルによって、日常生活が制限されずに暮らせる期間のことで、病気やケガなどによる介護を必要としないで自立した生活をおくることができる年数を表すものです。
また、平均寿命とは生まれてから亡くなるまでの期間の平均のことで、健康寿命とは異なり、認知症やケガ、寝たきりとなった期間も全て含まれます。
日本は平均寿命が男性80.9歳、女性が87.1歳となっていて、長寿の国と呼ばれていますが、健康寿命が男性72.1歳、女性が74.7歳と平均寿命との間に約10年の介護を要する期間ができています。
この約10年の期間を少しでも短く、健康な時間を増やすことが現在日本の課題とされています。
3.健康寿命を伸ばすためには
全段のとおり、日本人は平均寿命に対し健康寿命が短い傾向にあります。
ここでは健康寿命を伸ばすために大切なポイントをご紹介します。
1)適切な食生活
私たちの身体は、食べ物からさまざまな栄養素を吸収し、骨や筋肉を作ったり、エネルギーを生み出しています。そのため、どんな物を食べるのかはとても重要なポイントです。脂質や糖質の摂りすぎなど栄養が偏った食事は生活習慣病の原因にもなります。
そのため、一汁三菜を意識したバランスの良い食事を心がけ、1日3食しっかり食べるようにしましょう。
しかし、食事は楽しくしたいものです。そのため、「絶対バランス良く食べなくちゃ」と考えすぎず、「今日は野菜の量をちょっと増やそう」「今日はおかわりしないでおこう」などとゆるく考えながら取り組むことが成功のポイントです!
2)飲酒喫煙はほどほどに
皆さんご存知の通り、タバコの煙にはニコチンやタールをはじめとした約250種類の発がん物質が含まれています。
タバコを吸う人は吸わない人に比べ、口腔・咽頭がんの発生リスクが2.4倍、発がんのリスクが4.3倍にもなることがわかっています。
(※国立がん研究センターウェブサイトより引用)
また、お酒もさまざまな健康被害をもたらします。
「酒は百薬の長」という言葉がありますが、どんな良薬でも飲み過ぎると体に害を与えます。
肝臓への負担が大きくなることで起こる肝臓病やアルコール中毒など、さまざまな病気の原因となってしまいます。
健康な生活を長くおくるためにも、タバコの本数を減らしたり、お酒を飲まない休肝日をもうけるなどの工夫が大切です。
3)適度な運動を行う
年齢を重ねるにつれて筋肉量が落ち、ちょっと転んだだけで骨が折れてしまったりとケガが増加するため、トレーニングを行い、筋肉量を落とさないようにすることが重要です。
特に下半身のトレーニングを行うことが大切で、下半身には全身の約7割の筋肉が存在しています。
そのため、下半身を鍛えることで筋肉量がキープでき、ケガや生活習慣病の予防につながり、健康寿命を伸ばすことにもつながります。
4.トレーニング開始!
さて、さっそくトレーニングを開始していきます。
今回紹介するのは、スクワットです。
〜やり方〜
1.つま先を正面に向け、肩幅に足を開く
2.手を前に出し、バランスを取る
3.この動作を15回×2セット行う
〜ポイント〜
・しゃがむときに膝が前に出過ぎないよう注意してください。
・しゃがむときに腰を逸らしすぎないよう注意してください。
このトレーニングでは、太ももの前や裏、お尻を鍛えることができます。
深くしゃがむのが難しい方は、半分まで腰を落とすハーフスクワットや椅子につかまりながら取り組むのがオススメです。無理をすると、腰や膝を痛めてしまうので注意してください。
また、猿払村ではエアロビ教室やけんこう運動教室、栄養教室などを開催していて、村民の健康寿命を伸ばす活動を積極的に行っています。
興味がある方は、ぜひ1度参加してみてください!
今回は以上になります!
また次回の記事でお会いしましょう!