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広報猿払の裏側を紹介! ~2022年5月号~

皆さんこんばんは! “たかはし まさや”です。
前回の記事では、猿払村の基幹産業の一つ「酪農業」に触れました。
私自身の経験が浅く、うまく伝えきれているか不安でしたが、見ていただいた方、ありがとうございます!

前回の記事は、こちらからご覧になれます👇

私が今まで投稿してきた記事は、主に産業系の記事がメインでした。
今回は、少し話題を変え、広報誌では掲載しきれなかったことを記事にしてみたいと思います。

猿払村の広報は、“ちひろ”“はるな”の二人が中心となって作成していますが、私も広報を担当しているページがあります。
広報に掲載していることは、ページや文字数の都合上、添削して掲載しています。
ですので、「これも掲載したい!」と思っても、泣く泣くカットしてしまうこともしばしば…。

そこで、私が担当していたページで、広報に掲載しきれなかった内容を追加して、再編集した記事を投稿しますので、ご覧ください。

広報猿払2022年5月号掲載 紡ぐ時代より “森 豊昭”さんインタビュー記事


森さんは豊富町ご出身で、稚内市に本社がある会社で、42年間のサラリーマン生活をしていました。宗谷管内を中心に転勤生活を繰り返し、猿払村には、平成16~24年の6年間勤務していたそうです。その縁もあり、定年後の平成30年から猿払村漁業協同組合へ再就職しました。

1.仕事について

42年間サラリーマン生活を続けてきた中で、地元の人たちとコミュニケーションを取ることや、お客さんの期待に応えられているかなど、転勤が多い職場で苦労したことを話していただきました。
こうした中、転勤で猿払村に勤務していた際、町内会の行事や観光まつりのほか、猿払村の各種イベントなど、積極的に参加をしてきました。
町内会の行事や村のイベントに参加することで、地元の人たちとのコミュニケーションを積極的に取っていたそうです。

インタビューをしていた私もこのお話を聞いて、仕事をしていく上で地域住民の方とのコミュニケーションは必要不可欠であり、今後の自らの業務に活かしていきたいと感じました。

その後、42年間続けてきた職場を定年退職し、転勤生活で縁のあった「猿払村漁業協同組合」に再就職しました。
漁協に勤めて最初に驚いたことは、漁師の方が朝早く漁に出ており、忙しいときで朝3時半には漁に行き、多いときで10時間以上の重労働を目の当たりにしたそうです。
漁師の方は、漁に行く時間の1時間前には漁港に集合して、準備を始めています。さらに、漁師の方の奥さんも船からの荷下ろしを手伝ったりするなど、家族総出で漁に携わっており、こうした姿を見て、何倍も苦労して漁をしていることが印象に残っていると語ってくれました。

 現在、森さんは漁協の「専務理事」という役職についており、漁協の業務全体に携わっています。
責任の重さを感じながらも、以前まで勤めていた職場での経験を活かし、意見やアイデアを出しているそうです。
 

2.思い出に残っていること

転勤生活の中で、宗谷管内の各市町村で勤務することがありましたが、宗谷の人は暖かく自分を迎え入れてくれたことが嬉しかったと話してくれました。同僚や部下にも恵まれ、一度も退職することなく42年間務めたことが思い出に残っているそうです。
今でも、昔の職場のことが気になるほど、語り切れないほど思い出があるそうです。
 
漁協に勤めてからは、水産という専門的な業務を行う職場で大変ながらも、職場のみんなに支えられ、周りに感謝していると話してくれました。

3.村に住んでみて感じたことや期待するところ

 初めて猿払村へ来たときは、人口は少なかったが若い人が多く、元気のある村だと思いました。しかし、漁協に勤めるために村へ帰ってきたときは、商店の数も昔より減少し、寂しく感じたそうです。
買い物をするときは、隣町まで買い物に行く人が多いので、地元でも買い物がたくさんできるようになってほしいと願っているそうです。

議会についても、傍聴する人が昔と比べて少なくなっていることについても寂しさを感じているそうです。
森さん自身、転勤により各市町村に住んでいましたが、議会の傍聴は積極的にしており、今と比べて傍聴者は多かったとのこと。
議会は行政側と議員側のやり取りを間近で見ることできるので、「今どんな事業をやろうとしているのか」「地元の人たちはどんなことを望んでいるか」などを知ることができる機会でもあるので、昔のように、傍聴者が増えてほしいと思っているそうです。

4.村を担う若者へ一言

今後の村を担う若者へむけては「自分も若いときは、あのときこすうれば良かったと後悔したことがある。今の若者には、とにかく後悔しないような人生を送ってほしい」と力強い言葉をいただきました。


それでは、今回はここまでとします。
今後、ほかの担当者も、広報誌では掲載しきれない記事をnoteに掲載することもあると思います。
そのときは、広報の内容と比較しながら、記事をお読みいただければ幸いです。

過去の「広報猿払」は、村のホームページからご覧になれます👇

最後までお読みいただきありがとうございました!