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猿払村を支えている酪農業 ~新鮮な生乳を使った加工品を紹介~

みなさんこんばんは!
総務課まちづくり係の”たかはし まさや”です。
前回は水産業について紹介したところ、なんと「今月の注目記事」に選出され、多くの方に読んでいただくことができました!

読んでいただいたみなさん、本当にありがとうございます。
まだ読んでいないという方は、下にリンクを貼っておきますので、よろしければご覧になってください!

前回の記事は、こちらからご覧になれます👇

今回は、猿払村のもう一つの基幹産業である”酪農業”について書いていきたいと思います。後半には、猿払産の生乳を使った加工品も紹介します。
地元の新鮮な生乳を活用した加工品は、ここでしか味わえないものとなっていますので、最後までお付き合いください。

1.猿払村の酪農業の現状

酪農業の概要

猿払村の面積は5万9千ヘクタールと、村の中では全国2位という広大な面積を有しています。
その影響からか、農地も村の地区ごとに点在しており、数多くの農家さんが酪農業に従事しています。

現在、58戸の農家が存在しており、ほとんどが個人経営となっています。
一部、会社として酪農業を営んでいるところもありますが、家族と一緒に農業を営んでいるのが多いです。

酪農業ということもあり、365日牛の世話をしなければならないことから、毎日ハードな1日を過ごしています。
ただ、それだとプライベートの時間もないので、「酪農ヘルパー」の方々が必要に応じて、農家さんの代わりに牛のお世話をしてくれます。
それを活用し、農家さんは休日を確保しています。

酪農ヘルパーとは、農家さんが休みを取得する際、農家さんに代わり搾乳や給餌作業などを行う仕事をしている人のことをいいます。
牛の乳は人が搾らないと、乳房炎などの病気になってしまいます…。
この酪農ヘルパー制度がなければ、農家さんは365日休むことができません。

搾乳した生乳を工場へ

牛は決められた時間に餌を与えなければならず、さらに栄養面も考えなければなりません。正しく給餌しないと、おいしい生乳を搾ることができません。
餌の種類として、牧草などの”センイ”が多い「粗飼料」と、大豆や麦、とうもろこしなどを粉末状にした”たんぱく質”や”炭水化物”が豊富な「濃厚飼料」を交互に与える必要があります。
今では、この二つの特徴を併せ持った”TMR”という、いわゆる「完全食」のような餌を与えることも増えてきており、必要な栄養価を効率よく牛に摂取してもらうことが可能です。

牛を放牧させて適度に運動させたり、牧草を摂取させたりもしている。
猿払村を通るとき、この光景を見たことがある人も多いのではないでしょうか。

こうして育てた牛から搾乳し、バルククーラー(搾乳した生乳を冷却し、保管しておくタンク)を搭載した車両で工場へ運ばれ、乳製品に加工されます。
私たちが生活で利用している乳製品は、農家さんの日々の苦労のおかげといえるでしょう。


2.酪農業のオススメ加工品を紹介

さて、猿払村の酪農業の概要について簡単に書きましたが、ここからは、私がオススメする加工品について紹介していきたいと思います。

①さるふつ牛乳

さるふつ牛乳の最大の特徴は、脂肪分を分解しない製法でつくられており、搾りたての生乳に近い味を楽しめることが特徴です。
搾乳した新鮮な生乳を使用した”さるふつ牛乳”は、まろやかで風味豊かな逸品です。
甘くてコクがあり、一度飲んでリピーターになった方も多く、普通の牛乳では味わえない濃厚な味は、クセになること間違いありません。

さるふつ牛乳はクリームが浮いており、コーヒーに入れるとクリーミーな味になります。


②さるふつバター

さるふつバターは塩分を控えたまろやかな風味で、どんな食材にもほどよく調和し、素材の味を一層引き立てます。
さるふつバターの特徴である風味を出すには、こだわりの素材と職人の手が不可欠であり、伝統的な製法でつくられています。
食パンに切り込みを入れてトーストし、そこにさるふつバターを塗れば、普通にトーストして食べるよりも風味や味わいを楽しめます!

べたつきが少ない上品な味わいを誇る高品質バターです。
猿払村のふるさと納税返礼品の中でも、大人気商品となっています。


③さるふつ牛乳アイスクリーム

さるふつ牛乳アイスクリームは、甘さが控えめな上品な仕上がりとなっています。
また種類も豊富であり、「バニラ」や「チョコ」「抹茶」といった定番なものから、「コーヒー」「黒糖」「ゴマ」といった変わり種の味も…。
そして、5月から新たに猿払村産のイチゴ「北ポムム」を使用した「イチゴ」味が追加されています!

全部で7種類もあるアイスクリームですが、私は「バニラ」と「抹茶」が好きです。特にバニラは、猿払牛乳の濃厚な味が凝縮され、子どもから大人まで、誰もが楽しめる味となっています。
王道な味の「バニラ」ですが、さるふつ牛乳を使用するからこそできる濃厚な味わいは、このアイスでしか味わえません。

7種類ものフレーバーが存在し、いろんな味を楽しめます。
どの味がお気に入りか、食べ比べてみてください!

今紹介した加工品については、猿払村のふるさと納税返礼品に掲載されています。
さらに、この3種の加工品は、吉本興業所属のお笑い芸人「はいじぃ」さんのYouTubeチャンネルでも使用されています!
興味のある方は、一度チェックしてみてくださいね!



今回は猿払村の酪農業について紹介してみました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
次回の記事でお会いしましょう!