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\レシピ付き/ベトナムスタイルのホタテの焼き方をご紹介します

こんにちは!
猿払村で国際交流員(CIR)をしています、ベトナム人の「ニュン」です。

猿払村は、日本有数の漁獲量を誇るホタテが有名で、村でホタテを食べるとなると、お刺身や貝焼きが多いです。
そこで今回は、日本とは違ったベトナムでのホタテの食べ方をご紹介します。

ベトナムでのホタテの立ち位置

ベトナムにもホタテはありますが、日本のホタテほど大きくなくて、簡単に手に入らないためグルメな人しか買えません。ベトナム人は貝類といえば、ホタテよりもカキ(牡蠣)をよく食べます。実は、今日紹介させていただく焼きホタテの作り方も、ベトナム人がカキを作るときによく使う一番人気があるレシピです。
料理の名前は、ベトナム語で「Sò điệp nướng mỡ hành(ソー・デェップ・ヌオン・モー・ハイン)」。日本語で「ネギ油と焼いたホタテ」という意味です。ネギ油とは、刻んだあさつきに塩ひとつまみ、熱したオイルをかけ、まぜたもの。焼きたてのホタテにピーナッツをぱらりと振りかけて食べると最高です!

ベトナム本場の味!
「Sò điệp nướng mỡ hành(ソー・デェップ・ヌオン・モー・ハイン)」のレシピ

材料

・ホタテ ――――――――― 10枚
・あさつき又は万能ネギ ―― 2分の1束
・ローストピーナッツ ――― 100g
・塩 ――――――――――― ひとつまみ
・サラダ油 ―――――――― 大さじ2


前処理

▼ホタテ
殻をむき、洗った後、貝柱のみを残す。焼くときに使うため殻を1枚残しておく
▼ネギ(あさつき又は万能ネギ)
洗って刻む
▼ローストピーナッツ
皮をむき、細かく砕く


ネギ油を作る

①刻んだネギを茶わんに入れて、塩ひとつまみを加える
②サラダ油大さじ2を熱し、ネギの茶わんに注ぎ混ぜる

ネギ油

    

ホタテを焼く

①焼き網にホタテを置き、塩ひとつまみを加えて焼く
②ホタテから水分が出てきたら、上にネギ油を注ぎ入れる
③焼きたてのホタテにピーナッツをぱらりと振りかけて完成


本場の味に近づけるアレンジ

ベトナム人はよく、甘酸っぱいヌクマム(ベトナムの魚醤)をかけて食べます。なかなか手に入らないヌクマムの代わりになるのが、日本のスーパーでよく売られている「スイートチリソース」。味がほぼ同じなので、いいチョイスです。
ぜひ、ベトナムスタイルの焼きホタテを作ってみてください!

写真左がヌクマム