最北の村の夏
皆さんこんにちは、地域おこし協力隊の山口です。
最近は蒸し暑さも落ち着きましたがいかがお過ごしでしょうか?
9月にも入ると猿払は肌寒いくらいで、早めに準備する人ならこの時期から冬支度が始まるくらいです。
そんな秋を通り越して冬の予感がする猿払村ですが、
今回は8月中の最北の村の様子をお話しようと思います。
実は猿払の人たちは、夏休みやお盆になると基本的に猿払にはいません。
猿払には何もないので、だいたい皆さん札幌か旭川に行っちゃいます笑
なので田舎で8月にイベントや企画を考えるのは結構大変💦
時期を考えないと皆さんそもそも出かけていていなかったりするんです。
その代わり道の駅には旅行やドライブ、キャンピングカーやバイカーなど
の猿払の外からの人たちで満杯。
夏いちごプロジェクトのお仕事で道の駅でいちごの直販をしていた時なんかは、島根県や愛知県、徳島県など本当に遠くから来た道外の方や、
韓国から来たバイク集団の方なんかもいて
お話を聞くのは楽しかったです!
そして実は私の家族も今年のお盆は猿払に遊びに来ていましたので、
その旅程の一部をお見せしながら最北の夏の様子をお伝えします。
猿払の夏
そもそも今年の8月は台風の影響か雨や曇りの日が多く、
気温も例年より高かったのでジメジメモード。
ただし気温が高いといっても30℃前後で、
常に海からの風があるので本州に比べれば天国でしょう。
そんな最北での夏といえばグルメでしょうか。
やっぱり食べたくなるのは海鮮ですよね?
さすがオホーツクで育てられた海の幸。
クオリティーも一味異なります。
しかもこのウニ&いくら丼が2,200円で食べられるのは驚き。
そして個人的なおすすめはやはり猿払のホタテ。
ホタテがコリコリしていて歯ごたえがあることにまずびっくりです!
私の家族はこの海鮮目当てで
車で7時間かけて猿払まで毎年やってまいります。
最近はお取り寄せ商品にも手を出し始めていて
そうとう気に入ったんでしょうね笑
皆さんも宗谷に旅行にいらした際は是非食べてみてください。
他にも稚内は隠れた個人店さんが多くて、
今は色々なおすすめを人に聞いて巡っている最中。
また今回の旅程にはありませんでしたが、温泉で有名な豊富町や猿払産夏いちごでコラボしてくれた中頓別、太平洋側のオロロンライン沿いにもこじんまりしたおしゃれカフェがいくつかございますので、いつかそのお話もしましょう。
北海道はでっかいどう
さらにはこちらの景色。
これらに関しては特に言うこともないでしょう。
夏も冬も関係なく、年中圧倒される景色です。
美味い飯に心洗われる美しい風景。
これだけあれば十分に満足いく旅行になりますよね。
夏の風物詩『花火』と夜のエサヌカ線
最後に夏の風物詩と言えばやっぱり花火!
ここ猿払での仕事自体、7月、8月が一番の稼ぎ時で
なかなか花火大会の日程と合わず、
去年よりも猛暑ということもあって
家で連日ぐったりの日々💦
でも何か夏らしいことがしたいと、
久しぶりに花火の大袋をスーパーで購入しました。
1時間もたたずにあっという間に終わってしまいましたが、
久々に童心に帰れて楽しい思い出となりました。
個人的にはやっぱり線香花火タイプが一番落ち着くなぁ~。
花火の後は夜のエサヌカ線をドライブ。
街頭ひとつない田舎の夜は星がめちゃくちゃ目立ちます。
本当はもっとたくさんの星が瞬く綺麗な夜空なんですが、
携帯のカメラではこれが限界でした。
実際に見てもらった方が絶対に良いです!
この日は海からの霧が少しあって見えずらかったのですが、
それでもまるでプラネタリウムを見ているかのような圧巻の星空でした。
30㎝先もまともに見えない暗闇の中、
波の音も遠くから聞こえてきて
恐ろしくも美しい風景が体験できました。
そしてラッキーなことにこの日は3回も流れ星を発見!
20分程この星空を堪能しつつ、熊が出る可能性も考えてそそくさと退散。
今年の猿払の8月はなかなかお天気に恵まれませんでしたが、
久しぶりに夏らしい雰囲気に触れて
鬱々とした気分も上々の日々でした。
次回の更新は10月予定
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
この記事を読んで、
田舎の夏の雰囲気を感じ取っていただけたら嬉しいです。
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次回は10月更新予定。お楽しみに!