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猿払村のおてつたびに参加する”おてつびと”に聞いてみた! Part.1

みなさんこんにちは
産業課の"しょうた"です。

現在、猿払村が取り組む施設園芸栽培調査事業「イチゴ・葉物野菜の栽培」において、イチゴの定植や収穫、イチゴから葉物野菜栽培への切り替えなど、作業が忙しくなる時期に「おてつたび」を活用しています。

おてつたびとは…

日本には、まだまだ驚くほど魅力あふれる地域であふれています。
もっと沢山の人が日本各地に気軽に出かけて、地域に入り込み、日本の愛おしいほど豊かな魅力を知るキッカケを作りたい!
“おてつたび”は、そんな思いから生まれたサービスです。

なぜ「おてつたび」なのかというと、人手不足の解消はもちろんですが、村に興味をもっていただき「村のファンを増やしたい!」という思いもあったからです。また、今年の猿払村でのおてつたびは、全7回14名の参加を予定しています。

そこで猿払村公式noteでは、猿払村でのおてつたびに参加される方々から「猿払村に決めた理由や実際に訪れての印象」、「イチゴ栽培事業の印象」、「今後どのように猿払村と関わっていきたいか?」など、参加者から直接話を伺った内容を綴っていきたいと思います!


まずは、ご自身のプロフィールを教えてください!


須磨 亜佑美さん

👩須磨さん:東洋大学国際観光学部国際観光学科4年の須磨 亜佑美(すま あゆみ)です!出身地は滋賀県大津市、大学進学と同時に上京し、今は一人暮らしをしています。趣味は、好きなYoutuberの動画を見たり、邦楽ロックが好きで、好きなバンドの曲をよく聴いてます。
また、今年の1月から、5回おてつたびを利用しており、おてつたびリピーターです!今まで新潟県(2回)、山梨県、福島県、北海道と各地域を訪れました。現地の方や”おてつびと”との出会いは、私にとって一生の思い出になってます!!なので、おてつたびの魅力をより多くの人に伝えたいという想いから、10月からお世話になっているおてつたびで長期インターン(主におてつたび受入先の方のサポート)であったり、卒業論文(おてつたびを利用した地方での関係人口創出に関して)に今は力を入れています!

小松 有愛さん

👩小松さん:東洋大学国際観光学部4年の小松 有愛(こまつ ありあ)です。出身は宮城県仙台市です。仙台市と言えば、東北の中でも都会のイメージを持つ方が多くいますが、私の実家は緑豊かな森や木々に囲まれたところにあります!
趣味は、国内外問わず今まで行ったことのない場所を訪れることです。国内だと近々、金沢と名古屋、福岡に初めて行くことになり、今からとても楽しみです。そのうち中国・四国地方にも足を伸ばしたいと考えています。海外だとアメリカのロサンゼルスへの旅行が決まり、旅費を貯めることに邁進しています。年内には、エジプトのアブシンベル神殿にも訪れてみたいという目標があります!

猿払村のおてつたびを決めた理由を聞かせてもらってもいいですか?

👩須磨さん:猿払村に決めた理由としては、2つあります。
1つ目は、個人的にイチゴが好きで、かつ農家さんのおてつたびに行ってみたい!と思ってたので、率直にイチゴ農家さん良いやん!ってなりました(笑) 
2つ目は、おてつたびに来てくれた方との「つながり」を大事にされていると感じたからです!
前回出会った”おてつびと”と未だに連絡が続いていたり、SNSで繋がっていてたまに話したり、用があって以前訪れた新潟県のゲストハウスさんへ久々に電話した時「久しぶり~!!元気してるの!?」って声をかけてくれたり。本当に皆さん良い人ばかりで、素敵なご縁だと実感。なので、せっかく一緒に過ごした仲間ではあるので、出来れば終わってからも繋がっていたいと思っていますし、おてつたびを選ぶ時はそういった点も重視しています。

👩小松さん:私が猿払村へのおてつたびを決めた理由は2つあります。
1つ目としては、正直な話、同じ大学の親友である須磨さんに誘ってもらったからです笑 以前から須磨さんが日本の至る地域に足を運んで、充実したおてつたびライフを送っていることを聞いていました。それからおてつたびに興味を持ち、私も参加してみたいという気持ちを彼女に伝えていたところ、今回猿払村へのおてつたびに一緒に行こうと声をかけてもらいました。また、地域とおてつびととの関係性を大切にしている村であるということを聞き、訪れてみたいという気持ちが強くなりました。
2つ目の理由としては、北海道に行った経験が無く、このおてつたびを通して北海道を満喫したいという思いが芽生えたからです。「日本最北端の村」というワードにも惹かれて、「初めての北海道で日本の最北端を攻めるのは面白いのではないか」と考えるようになりました。また、現地で村の方との交流も出来たら、普通に旅行だけで行くより、その村に対する思い入れや、旅の思い出が倍増すると考えました。

実際に猿払村に来てみての印象はどうでしたか?

猿払村の強風を身をもって体験

👩須磨さん:実際に訪れた印象としては、自然や動物と隣り合わせな村だなぁと思いました。鹿に育てていた作物を食べられてしまうとか、気づけば家のそばに動物が居たとか、同じ日本?!と思いビックリしていました(笑)
また、朝から夜まで霧が一面に広がってたり、すぐ近くに海があって風で吹き飛ばされそうになったり、車を走らせると「エサヌカ線」や「王子の森」、地元の方ぞ知る素敵な景色を見せていただいたり…私にとって全てが新鮮でした。
やっぱり東京に住んでいると、周りが「人!人!人!」というイメージで、時に息苦しくなってしまうこともありました。私の地元も滋賀県内では都会の方だったので、自然に囲まれた環境に身を置くことは、心が落ち着く、居心地の良い場所だなぁ〜と考えさせられました。
「隣り合わせ」という意味で言うと、地元の方々の距離も近いんだと感じました。日が合えば集まってバーベキューをしたり、施設で働いている方が実は職員の方の親戚や知り合いだったりと、つながりの強さは、その地域ならではだと思うので「都会にはない魅力」だと思いました。
また、猿払村に住む皆さんが本当に温かいなって思いました。思い返せば色んな思い出が蘇ってくるのですが、色々気遣っていただきありがとうございました!
みなさんと過ごした毎日は、私にとってかけがえのない思い出です。
念願のホタテ料理も本当に美味しくて、最高に充実した時間でした。

👩小松さん:実際に訪れた印象としては、村ということでコミュニティが密になる分、人の温かさに沢山触れることができたと感じました。
いちごの冷凍作業を行う際に訪れた「牛乳と肉の館」では、アイスの製造を行っている様子を見学させて頂いたり、できたてのソーセージをくださったり、いちご収穫の休憩中にはパートの方がこっそり貝柱をくださったり(笑)
東京では考えられない場面がいくつもあり、心が温かくなりました。
また、鹿との遭遇が多いと感じました。実際に自分が車を運転していて、ひょっこり飛び出されたら、たまったもんじゃないなと思いましたが、やはり村の方は慣れているのでお強いと思いました。熊には遭遇しませんでしたが、鹿や牛のように、動物と共生している村であるという印象を覚えました。

猿払村が現在取り組む「イチゴ栽培事業」への印象を聞かせてもらえますか?

👩須磨さん:想像以上に大変な作業だと実感しました!
私たちが訪問した時期には、比較的簡単な作業をさせていただいたのですが、摘花(小さい蕾や花は摘み取り、数を揃える)や、収穫調査(収穫したイチゴの重さや糖度を測定する)、収穫、梱包、出荷、冷凍作業など、様々な仕事がありました。これから先、より出荷量が増えて忙しくなると梱包や出荷等に時間がかかり、かつ気温が上がればハウス内も高温になるため、ファン付きのベストを着用すると聞いて(実際に少し着用させていただいたのですが、とても涼しかったです!)、私が普段食べているイチゴは、こうした農家さんの苦労があり、スーパーなどに並んでいるんだということを改めて認識しました。
お仕事を経験させていただいて、今まで作物を栽培することに対しあまり興味が無かったのですが、ハウス内でイチゴとは別に育てていた野菜が発芽しているのを目にした時、小学生以来ぶりに感動しました….!
また、こんなにツヤツヤなイチゴがお客様の手元に届くんだと思うと、何故かワクワクしていました。
大変なこともあるとは思いますが、家庭菜園をやってみたり、将来農業に携わることも1つの選択肢として考えるようになりました。また、ハウスの方やパートさんとお話出来て嬉しかったですし、充実した時間を過ごせて本当に楽しかったです!!!

👩小松さん:「地道にコツコツ」これがイチゴ栽培事業への印象です。
特に摘花作業は、昨日摘花したはずのイチゴに、もう蕾が出ていたりして、毎日摘花作業を繰り返すことの大変さを身を以て経験しました。
また、梱包で貼るシールですが、1つ1つハサミで切る作業も中々大変だと感じました(笑)
冷凍作業では、数え切れないほどイチゴのへた取りをしましたが、この地道な作業の末に、イチゴが商品として世に出ることを考えると、とても感動しました。
役場の方が沢山ハウスに足を運ばれていたため、村が注目している事業だという印象も持ちました。課長さんが村のお客様への贈り物としてイチゴを持って行くところを何度かお見受けしましたが、手土産としてもイチゴが活躍するほど、期待されている事業なのだと思いました。

猿払村は、今後もおてつたびに参加された方々と継続した繋がりを作っていきたいと思っています!そこで、村にしてほしいことやみなさんがやってみたいことなど、率直な意見があれば、ぜひお聞かせください!

👩須磨さん:嬉しいです!!私も同意見です!
別れ際に少しお話しいただいていた、過去におてつたびで猿払村に訪れた方々との「オフライン」でお話出来る機会があれば楽しそうだなと思います!
また、関東や関西のスーパーで猿払村のイチゴが販売されるとなった時には、販売されているのを直接目にしたいので、購入しに足を運びたいと考えています!!
(関西方面であれば、親もイチゴが大好きなので、連絡しようかなと思ってます!)
また、小松さんと一緒に猿払村に行きます!!!
ありがとうございました!

👩小松さん:過去におてつたびで猿払村に訪れた方々が一堂に集い、村での思い出話などが話せる機会があると繋がりが広がり、楽しそうだと思います。
私は卒業前にもう一度猿払村を訪れて、猿払村のイチゴを食べたいです笑
また猿払村のアイス(イチゴ味)とさるっぷりんも美味しかったので、また食べたいです!
後半は全て食の話になってしまいましたが、これらを網羅するためにも、また須磨さんと猿払村へ行きます!

今回は6月28日〜7月7日まで10日間で、猿払村へのおてつたびに参加された「須磨さん、小松さん」のお二人にお話を聞いてみました!

今後も、猿払村での「おてつたび」に参加された方々からの声をnoteでお届けしていきたいと考えています!

次回は「7月12日〜21日」に参加された”おてつびと”からの声をお届けいたします。
ぜひお読みいただけると嬉しいです!!