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年内最後の帰省~実家に帰らせていただきます~

こんにちは、地域おこし協力隊の山口です。前回の更新からちょうど1か月。ホタテ配布の話なんかは色々反響があって、猿払村の懐かしい景色に思いを馳せてもらえた方も多かったようで。


最近の猿払は肌寒い日が続くようになり、暖房がないと厳しい時期に突入しました。今年の夏は例年の冷涼な気候とは違った猛暑でしたが、今年の冬はどうなることやら、、、今から楽しみです。

さて、そんな冬の気配がひしひしと感じられる今日この頃ですが、
雪が本格的に降る前に一度帰省するか・・・というわけで、
今回のnoteでは猿払村に注目したお話とは別に
「年内最後、実家への帰省の様子」をお送りしたいと思います。



いざ猿払村から千歳市へ


初回のnoteでもお伝えしましたが、私以外の現在の地域おこし協力隊員は道外出身者ですが私の出身地は北海道の千歳です。
猿払から千歳までは約300km、ノンストップでいっても6時間程かかります。そのため出発は朝早く。そのかわりこんな優美な景色を堪能しながら、美深あたりまでは人もあまりおらずすいすい進めます。

必ず寄る中頓別のセイコーマート。わかる人にはわかる。
この朝靄の感じがいい写真を演出しています
朝は鹿の出没タイムです



千歳市の道の駅「サーモンパーク千歳」


私の実家千歳とここ猿払での共通点に、実は鮭があります。
周辺を流れる清流千歳川には毎年サケが遡上し、インディアン水車と呼ばれる水車によるサケの捕獲風景は千歳の秋の風物詩となっております。

実は日本初の川の中をのぞける水族館。ドクターフィッシュがいたりして割りと面白いです


ここはサケのふるさと館と呼ばれる千歳の道の駅。この千歳川に毎年鮭が遡上しに来るのですが、この水車で鮭を捕獲して一定数の卵をふ化・放流し、また遡上しに来る鮭を捕獲しての繰り返しです。
この日はちょうどインディアン水車祭りを行っておりとんでもない人が居ました。

赤い水車が印象的なインディアン水車。千歳川独自の鮭捕獲装置らしいです

私が小さい頃にはこんなに賑わう場所でもなかったので、今の道の駅の規模を見るとびっくりです。最近は有名な電子回路の会社が千歳に参入したりと人の流れがあるそうで、人もおしゃれな建物も一気に増えました。
徐々に移ろい変わりゆく実家を見るのは嬉しいような寂しいような、、、。
 


でも変わらないなと思ったところもあります。
千歳の郊外にある市立図書館。
一見図書館には見えないくらい立派な建物で、昔はここでよく勉強をしてたなぁと思いながら近隣の公園を散歩していたらなんとここでも鹿に遭遇。

近くにはだだっ広い公園や庭もあって、これがまぁ立派で大きな建物なんです
千歳の鹿もめんこいです


千歳の隠れた名物


他にも千歳の名物といえばこちら。
そう、飛行機です。

近代的になった部分と、長閑なままの風景と、千歳はちょうどよく混在した場所です


というのも千歳の近くにはお空の玄関窓口「新千歳空港」がございます。
15分~30分に1回は必ず飛行機を見かけますし、他にもスクランブルといって領空侵犯のおそれがある他国の軍用機などに対して、千歳の航空自衛隊が戦闘機を緊急発進させることも多々あります。
夏になれば航空祭なんていうのもあって戦闘機のパフォーマンスショーがあります。この音がとんでもない轟音なんですが、それに比べると猿払はなんと静かな村だろうかと感心します。

千歳の懐かしき景色にぼーっと車をはしらせていると、
あれ?そういえば猿払は稚内空港が近くにあるくせに飛行機見かけたことないぞ??とはたと思い返してみたり。
 

自然豊かで変わらないなぁという部分と、近代的に変わったなぁという部分があって
それは良い変化なのか悪い変化なのか私にはなんともわかりませんが、
これがふるさとへの慕情というやつなのかなぁと思った里帰りでした。

他にも「あぁ、こんなとこが猿払だと無いなぁ~」「人が多いから全然車進まないなぁ~」だったり、とりとめのない思いがふらふらと浮かんでは消え・・・
6時間もドライブしてると色々思考の渦とやらにはまっていくんです笑


次回更新は12月末予定!

 
最後までお読みいただきありがとうございます。
たかが帰省しただけで哀愁を感じる年になったのか、、と自分でもちょっとショックです笑
同じ経験あるわぁ~という方、スキやフォローをいただけると大変励みになります。

次回の更新は12月末、気ままに更新予定。お楽しみに!