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\新規産業の創出を目指して/猿払村を日本最北のイチゴ産地とするために


みなさんこんばんは
企画政策課のしょうたです。

今回は「猿払村における新規産業の創出事業」として現在取り組みを進めている”施設園芸栽培実証事業”第3弾を綴っていこうと思います。

なぜ今、猿払村が”新たな産業創出”に向けて動き始めたのか。この記事から少しでも多くの方に猿払村におけるこのような事業の展開、また同時に村の魅力を発信して行くことが出来ればと思っています。


👇 「第1弾」「第2弾」の記事はぜひこちらから 👇


猿払村での”イチゴ栽培”について、前回の記事にてイチゴ栽培には決して欠かすことのできない”ミツバチ”を購入するまでの道のりを綴ってみました。

そして、最北の村における”農業”という試み、そして日本最北の村を新たなイチゴ産地とするために動き始めた猿払村にも、いよいよ初めての”実り”の瞬間が訪れようとしています。


日本最北の村に”イチゴの実”がいよいよ・・・


猿払村でのイチゴ栽培が開始され、3月での苗の定植からおよそ1ヶ月ほどが経過、徐々にではあるが暖かい日差しがさし始め、日中のハウス内も少しずつ暖かさを感じられるようになってきた。

猿払村で定植を行った4種のイチゴ。定植後当初の生育作業は主に

「病害虫の観察や除去」
「摘花(花数などを適正な数に減らす作業)」
「脇芽(主芽から出る新たな芽)の摘除」
「生育調査(4品種ごとに草丈や花数などを観察)」 など

を行いながら、イチゴの実の結実に向けて日々生育を続けています。

イチゴの成長に合わせた適切な生育が行えるよう、毎月専門家からの指導を受けながら作業を行なっています。

その生育に係る作業一つ一つ全てが”初めてのこと”ということもあり、イチゴの日々の成長にワクワクとした気持ちが高ぶる反面、私自身ガーデニンなどを行っていた経験や知識もほとんどなく、このイチゴ栽培自体が初めての作物栽培といっても過言ではありません。ワクワクとは裏腹に「猿払村を日本最北のイチゴ産地に」という大きな目標を目の前に不安な面があるのも正直なところです。

”上手く生育ができているのだろうか”

”この芽は取ってしまっていいのだろうか”

”花はこの順番で残すよう取ってしまっていいのだろうか”

”ミツバチは上手く受粉できているのだろうか”

初めてだからこそ様々な不安を抱えながら日々の作業を行なっていますが、どれもこれもが猿払村において初めての”イチゴ”が綺麗に実りを迎えてほしいと思い抱える不安。”ワクワク”とした気持ちに勝るものは何一つありません。


そして、5月も中旬を迎えた猿払村。

いつものようにエプロンを着てハウスに入る。手袋を付けて予備の苗に水をやり、ふと高設ベンチに植るイチゴに目を向けると、そこには花びらが全て落ち結実に向かうイチゴの実が顔を覗かせ、いよいよ最北の村にも初めての実りが始まろうとしていました。

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さて、今回はここまで

猿払村が目指す「新規産業の創出」第3弾として書いてみました。

次回第4弾もぜひ、ご覧いただけると嬉しいです。

それでは、また。