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【地域連携】自治体×大学生!? 学生デザイナーが作り上げた猿払村100周年記念ロゴマーク

皆さんこんにちは!
広報担当の“はるな”です。

最近の猿払村は雨が降る日が多く、どことなくどんよりとした日々が続いていますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?
「北海道に梅雨はない」とはよく聞きますが、実際のところこの季節は雨模様が続くことが多く、6月に雨や曇りの日が続く現象を「蝦夷梅雨」と呼ぶことがあるそうです。

田舎に住んでいると基本的な移動手段は車になるので、出先で傘を忘れて困ってしまうようなことはありませんが、洗濯物が乾きにくかったり、蒸し暑くても窓が開けられなかったりと「ちょっと困ること」がたくさん出てきてしてしまいます。

データとしては、北海道の雨量が増える時期は7~9月だそうなので、晴れやかな春の気候からの落差による体感的なものかもしれませんが、やはりこの時期は雨が多く感じてしまいます。

梅雨時は体調を崩しやすいので、心と体をしっかりリフレッシュして乗り越えましょう!

〇本日のnote

以前にもnoteで触れたことがあるのですが、猿払村は今年で開村100周年を迎え、様々な記念事業やイベントの実施を予定しています。


※広報さるふつ4月号発行時点の情報のため、内容が変更となる可能性があります

一部対象者向けの欄に「ロゴマーク制作発表会」の文字がありますよね。
これは、開村100周年を記念し、そのシンボルとして作成した「100周年記念ロゴマーク」とキャッチフレーズの製作発砲会のことを指しています。


今回のnoteでは、記念ロゴマークの制作の裏側と、制作発表会についてご紹介したいと思います。

〇記念ロゴの作成者は大学生!?

時は遡り、平成24年7月。
猿払村は、札幌市にある大学「北海道科学大学(旧北海道工業大学)」と「地域連携協定」という協定を結びました。


この協定は、猿払村と北海道科学大学が相互の発展のために、生涯学習や人材育成など、様々な分野において連携をとることを目的とし結ばれたもので、これまでにも親子向けのオンライン工作教室や、子供向けのプログラミングワークショップなど、様々な連携事業を行ってきました。

約10年に及ぶつながりは、村職員の心の中に深く刻まれ、猿払村の開村100周年という節目を飾る重要なシンボルを、是非とも北海度科学大学の皆さんに制作してほしいという想いがありました。

そうして大学側へロゴマークの制作を打診したところ、快く依頼を受けていただき、未来デザイン学部メディアデザイン学科の教授1名と学生6名による制作チームが発足し、今年の3月7~11日の5日間にかけて、ロゴ制作のため村を訪れました。

猿払村を訪れるのは初めてという皆さんに村のことを知ってもらうため、村の二大基幹産業である「漁業」と「酪農」について、実際に従事している村民からのお話を聞いたり、酪農施設の見学をしていただきました。そのほかには、郷土資料館(旧浜猿払小学校) の見学をしたり、村内を自由に散策して村への理解を深めていただいたあと、実際にロゴ制作に取り掛かりました。






学生1人1人がロゴを制作し、5日間という短い製作期間の中で、なんと13種類のものロゴ案が完成しました。最終日には、伊藤村長をはじめとする理事者と事務局へむけて学生自らがプレゼンテーションを行い、審査を経て、ロゴが決定しました。


●Point1
ロゴの上部は「リボン」と「エサヌカ線」。リボンはお祝いと無限マークを表し、エサヌカ線の上に配置することで「ずっとつづく」というメッセージを込めています。

●Point2
ロゴ全体は、村の特産品である「ホタテ」とお祝いをイメージした「花束」にも見える形となっています。

●Point3
ロゴの下部は、村の花である「コケモモの花」を装飾しています。

●Point4
「100」の色は、猿払村の誇る自然「海」と「山」をイメージした、青と緑を基調にしています。

また、キャッチフレーズである「これまでも、これからも、このむらで。」は、「一直線」「地平線」「海」「牧草」など、猿払村で感じたキーワードをもとに提案していただいた55個の案から、同様に決定しました。

決定したロゴマークとキャッチフレーズは、のぼりや旗、職員の名刺などに活用していきます。

〇制作チームに感謝を込めて~感謝状贈呈式~


6月1日、制作チームと大学の皆さんに感謝の意を示すため、伊藤村長、中山総務課長、事務局である私の3名で北海道科学大学を訪れ、「猿払村開村100周年記念ロゴマーク感謝状贈呈式」を実施しました。

制作チームの中には3月をもって卒業した方もおり、全員の出席は叶いませんでしたが、教授含むチーム4名と、川上敬学長を始めとした大学関係者の皆さま、そしてなんと、大学の公式マスコット「ガオーくん」にも出席いただきました!

伊藤村長と川上学長から挨拶をいただいたのち、製作チームの皆さまを改めてご紹介。教授と学生代表の阿部さんからご挨拶をいただき、最後に記念撮影をして贈呈式は終了となりました。


〇最後に

制作チームの魂がこもったロゴマークの制作秘話、いかがでしたか?
このロゴマーク・キャッチフレーズと共に、猿払村は記念すべき100周年を駆け抜けてまいります!記念イベントはもちろんのこと、様々な事業を実施いたしますので、ぜひその歩みをご覧になっていただければと思います!

北海道科学大学の皆さん、この度は本当にありがとうございました!

以上で本日のnoteは終了となります!
また次回の更新をよろしくお願いいたします!