猿払村に住んで2か月!新規採用職員が巡る猿払村内プチドライブ
みなさんこんばんは!
広報担当の”はるな”です。
前回はたくさんの方に記事を読んでいただき、本当にありがとうございました!
予想より多くの方々から反応をいただくことができ、まだまだ未熟な新人としては嬉しい限りです。
本日も一生懸命書かせていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします!私の記事を読むのが初めてだという方は、ぜひ前回私が担当した記事も併せて読んでみてくださいね!
いよいよ2か月目を迎える新生活
前回の記事では、採用に伴い村に引っ越してきた私が感じた「猿払村に住んでみて驚いたこと」を紹介させていただきました。
あれから1か月が経ち、私の猿払村での生活はそろそろ2か月目に突入しようとしています。
思わずnoteに書いてしまうほど冷たかった風は暖かくなり、新生活にも少しずつ慣れ始め、村民の如く街中を堂々闊歩する鹿たちを見て驚く回数も徐々に減ってきました。
身を切るような寒さと織越しの動物園よりずっと近い距離で生きる野生動物。
それらはたった2か月の間に初めて触れたものですが、新天地で慌ただしい日々を送る中では、まるで遠い昔のことのようにも思えます。
そんな自身の変化を一村民として村の環境に少しずつ慣れ親しんできたのではないかと嬉しく思う一方で、ついこの間までは新鮮な驚きであったはずの出来事が、今や当たり前のことと感じてしまうことに微かな寂しさも覚える今日この頃です。
とはいっても、私はまだまだ新人村民の身。
夜の冷え込みは厳しく、ストーブをガンガン焚いていますし、あまりにも間近に鹿が接近すると驚くこともしばしばなので、ベテラン感を出すにはまだ時期尚早なようです。
村内プチドライブ
さて、少し長めの前置きと、お馴染み鹿の写真から始まった今回の記事ですが、今日は私が仕事終わりに鬼志別~浜鬼志別間をドライブして撮影した村内の写真をご紹介したいと思います。
「撮影範囲が狭すぎない?」と思った方もいらっしゃるかもしれませんが、実は私、ペーパードライバーで運転が心許ないうえに、とんでもない方向音痴なんです。
お仕事終わりの夕方、薄暗い道で迷子になってしまう可能性も否めなかったので、バリエーションの少なさにはご容赦ください。
もう少し運転が上手になって村の地理にも明るくなったら、そのときは、あらためて村内を見て回りたいと思っています。
もしかすると記事になるかもしれませんので、その際はぜひ目をとおしてみてくださいね!
1.まず最初に向かったのは・・・
この建物は、さるふつ公園にある風雪の塔といいます。
異国を感じさせる建築が背後の景色や夕日と相まって、どこか懐かしさを覚えるような雰囲気を醸し出していますね。
実際の景色はもっと素晴らしく、地面まで赤く染め上げる迫力のある夕焼けが美しい場所だったのですが、残念ながら力及ばず。
私の撮影技術では、「こんな場所があるんですよ」と表現するのが精一杯でした。
そんな写真の出来はさておき、夏のみずみずしさや秋の静けさ、冬の雪景色とも絶妙にマッチしそうな風景ですね。
四季の変化や天気、時間帯によって色々な表情の違いをみせてくれそうです。
時間つくって、何度も確認しにいきたいスポットですね。
2.猿払公園を出て左に直進、目に入ったのは・・・?
風景写真としてはそれほど珍しくもないであろう、沿線から撮影した夕焼けと海の写真。「わざわざ載せるほどのもの?」と思った方もいらしゃるかもしれませんが、実は私にとって、この風景は非常に珍しいものなのです。
といいますのも、私の出身は日本海の西側に面した遠別町。
オホーツク海の東側に街がある猿払村とは反対です。
いったい何が変わるのかというと、私の地元では太陽は山側から昇って海に沈んでいきますが、猿払では海から朝日が昇って夕陽が山へと沈んでいきます。
赤く染まる木々や空とは反対に、徐々に暗くなっていく海の姿は、あまり経験のない、見慣れない光景です。
こちらに引っ越して最初にこの光景を見たときは、突然知らない国に来てしまったような心細さと、初めて見る景色への感動が混じりあった、なんとも言い難い気持ちになりました。
小さな頃は、家族と出かけた帰りに、車窓から夕陽を見た母の「太陽が海に沈むときはジュッと音を立てて火が消えるんだよ」なんて冗談を心の底から信じていました。
猿払村の子どもたちは、山に沈みゆく夕陽を家族と眺めながら、いったいどんな会話を交わすのでしょうね。
3.自宅への帰宅途中にて
いくつかの写真を撮り終え、スマホでの撮影はやめて一眼レフを買っちゃおうかな、なんて考えながらの運転中。浜鬼志別から鬼志別に向かう道中で、視界の端にこんな光景が映り込みました。
正直なところ、橋の向こうに流れる川を見つけ、車を降りてカメラを向けた瞬間には「これだ!」と内心ガッツポーズをしました(笑)。
遠くの空を染める夕焼けと凪いだ水面に映り込む木々のシルエットは、まるで映画のワンシーンのように美しく、運転中に何気なく視界を流れゆく風景としては、まさに百点満点の光景ではないでしょうか。
終わりに
今回の記事では、夕方の村内で撮影した景色を皆さんに見ていただきました。
惜しむらくは私の未熟な撮影技術。
村内の風景の魅力をそのまま100パーセント映すことができればよかったのですが、今の撮影技術ではこれが最大限でした。
広報担当として写真を撮る機会はこれからたくさんありますので、皆さんには暖かく見守っていただければと思います。とりあえず、一眼レフの購入は検討してみたいと思います(笑)。
今回の記事をとおして、「猿払村の何気ない場所に目を向けてみると、そこには素晴らしい景色が広がっている」ということに関しては、きっと皆様にも正しく伝わったのではないかと思います。
村外の皆様にはぜひ一度猿払村を訪れていただき、また村民の皆様も、あらためて村の景色を見て回りながら、自分のお気に入りの1枚を見つけてみてくださいね。
それでは今回はこのあたりで終了とさせていただきます。
最後までお読みいただきありがとうございました!
また次回もよろしくお願いいたします!